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秋刀魚

秋刀魚を食べた。


「今日は秋刀魚よ!」 と仕事から帰るなりカミさんがスーパーの袋から秋刀魚を取りだしている。
後に続いて日本酒の四合瓶が出て来たのは御愛嬌だ。
此奴は即座に冷凍庫に収められていた。   やっぱり冷酒で頂きたいのね・・・・


「やっぱり入らないのよね~ 」とぼやきながら、二つに切り分けた秋刀魚をガス台の“魚焼き”に入れている。
「魚焼き機を使ったら?」と声を掛けると、
「だって、あの“魚焼き”凄い煙でしょ! ベランダで焼くしかないわよ。」と返されてしまいました。

我家には、頂物ながら電気の魚焼き機がありまして、
これが最近の風潮では遣いにくいのですが、火力の強いなかなかの優れものである。
此奴なら、秋刀魚を丸で焼けるのですが、そのぶん煙のたつ事、半端じゃない。

集合住宅に住む私達にとっては、近所付き合いは大事なんだよね。
ベランダからモクモクと秋刀魚を焼く煙を立てるのは、少々はばかれる。


IMG_3551.jpg

結局は二つに切り分けた秋刀魚を頂いた。

思い起こしてみると、丸の姿の秋刀魚を食べたのは何時だろう?
鮎などと違い、“波串”など打たないドーンと気持ち良い位 真っ直ぐな秋刀魚を・・
この数年食した記憶がない。
それどころか、本当に「美味い!」と言える秋刀魚に出会っていないような気がする。

本当に“美味い!”と言えた秋刀魚を思い返してみると、
それは視覚に訴えていてくれた様な想いがしてきます。

炭の上で熱しらた秋刀魚から、溢れでた脂がジュッ!と炭にあたりモクモクと出る煙。
時として余分な脂は燃え上がり、目に染みる・・・・
そんな時の秋刀魚が美味かった記憶が蘇ってきます。

庭で七輪なんぞで、秋刀魚が焼けたら美味いだろうな・・・・・


小さな決心をした。  今年の秋は、ベランダで必ずや秋刀魚を焼いてやる!

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2011-08-29 : 未分類 : コメント : 18 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

いその爺

Author:いその爺
横浜在住
五十路で早くも爺さんになちゃった。
“食”“写真”“郷土”が好きです。

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