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銀座洋食「煉瓦亭」でナポリタン?イタリアン?

先日の銀座行き、目的の中に銀座「煉瓦亭」さんでの食事がありました。
明治28年創業の老舗洋食屋さんです。

日本洋食の事始めに多く出てくる老舗ですね。
詳しくは此方を


現在ウィキペディアによる、ナポリタン発祥は横浜「ニューグランド」説の唯一も拠り所となっている、
上野 玲氏 著作の『ナポリタン』の中にも当然ながら登場いたしております。

残念ながら何故かナポリタンの「前身」として扱われてしまうのだが・・・

「ナポリタン」その1詳しくは此方を是非御覧下さい。




煉瓦亭

メニューを開きますと・・・おや?
スパゲッティ ナポリタンと書いてあります。
よく見ますと、ナポリタンの後に英語で Spaghetti Italianとあるのです。
ゴメン、スペルは確認してません、老眼で見えなかった。(笑

煉瓦亭さんはナポリタン=Italianと解釈していられる訳ですね。


煉瓦亭ナポ

これが、大正10年より提供されているという“スパゲッティ ナポリタン”(Spaghetti Italian)

如何でしょうか? 皆様には何という料理に見えますか?



煉瓦亭ナポ2

具は玉葱、ハム、マシュルーム、グリンピース です、上には粉チーズが掛かっておりますよ。

トマトピューレに甘味(砂糖?)を足したようなお味です、
ソースとして玉葱などを煮込んだ感じはしませんね、(あくまで、爺的観測です)
ピュレ独特の酸味が際立ちます。

懐かしいと言いますか、思い出が脳髄にまで染みてまいります。  何故?
子供の頃、私はこのピューレに砂糖系甘味を足した料理が大嫌いでした~(笑

デパートのお好み食堂サンプルケース、カレーの横に並んでいた赤いハヤシライス!
ボンカレーの「ハヤシも有るでよ!」なんて絶対に受け付けませんでした。

現在のトマト缶、ピューレ、トマトケチャップなどと比べると、
昔のはもっと酸味勝ちだったと思うんですが?
トマト自体の改良なども行われて随分と美味しくなったと感じるのは私だけでしょうか?

このイタリアンは 間違いなく昔懐かしい味です。美味い、不美味いは別の話としてね。(笑
ただし、スパゲッティがきっちりと炒められている印象は受けませんでしたね。

ナポリタンとイタリアンが同義語で有るならば、
間違いなく最古のレシピが此の御店にあると思います。
ケチャップを使っていないと仰るなら、またニューグランドも同じでありましょう。

名前の“ナポリタン”にこだわり、ナポリタンとイタリアンは同義語に非ず。
の立場を取りますと・・・

三越がその“ナポリタン”の名を使った最初の店の可能性が大だと思うのです。
詳しくは此方から


煉瓦亭の木田氏が先代より聞かされた話として
外国船航路のコックをしていた人が陸にあがってから、この料理を作り出したと
聞かされたと言う“イタリアン”は皆様の目にはどの様に映りますでしょうか?

横浜を愛する爺としましては、残念ながら・・・
横浜をナポリタンの発祥地というには少々無理がある気がいたします・・・・

そして、もしかしたらイタリアンとナポリタンは
最初は違う物として生まれた可能性も捨てることができません。
ここは又ゆっつくりと。










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2010-05-13 : 未分類 : コメント : 6 : トラックバック : 0 :
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No title
久々のナポリタンネタですね!
写真では、すごく美味しそう~
ピューレに砂糖??
やっぱり和食って砂糖を多く使うから
その勢いでトマトソースも甘くしちゃうんですかね?
そういえば、以前、うちの旦那が
私が料理に砂糖を使うのをみてギョッとしてました。
こっちの人にとっては、砂糖はあくまで
デザートや飲み物に使われるものですからね~
今は大丈夫だけど、親子丼とか肉じゃがとか
甘めの料理に慣れるのにずいぶん時間がかかりました。

煉瓦亭一度行ってみたいなぁ~♪
2010-05-13 17:53 : kovachan URL : 編集
No title
画像だと判り難いのですが、パスタ(麺)の感じはいかがでした?
所謂、アルデンテ風のパスタだとナポリタンとは違う気がします。
やっぱりナポリタンはケチャップと麺の造りが最大のポイントと思いまふ。
最近コンビニで売ってるナポリタンでも麺が普通のパスタ風になってるのが出てますが、それはナポリタン風のパスタであってナポリタンではありません。
形はパスタでうどんの様な食感がナポリタンではないかと。

アカンw書いてるうちに熱くなってくるわこのネタw
2010-05-14 08:54 : ニーゲム大戸木 URL : 編集
亜米利加式料理法
いその爺さん、こんにちは。

 食欲をさそう赤いソースですね! そしてたしかにこれは、な・・・なぽ・・・。

 さて、以前から気になっていた本をお知らせします。
 馬車道十番館&勝烈庵の本多さんが翻訳された、むかしの料理本があったなあ・・・と、なんとなく探していました。一部分けていただいたと思うのですが、ちょっと現物が見当たりません(汗)。

 もうごらんになっているかもしれませんし、お役に立つかはぜんぜんわかりませんが、ここに書いておきます。

『亜米利加式料理法(復刻版)』、ドウタース・オブ・アメリカ委員編、オルデス・サービス・ビューロー 本多尚子、平3。
です。
 
2010-05-14 13:40 : かんべえ URL : 編集
Re: No title
>kovachanさん

ナポネタは正直言うと少々辛いところもあるんです。
横浜発祥ならそれも又嬉しいのです。
よく調べてから行くべき路と老婆心のようなモノでしたが・・・
やっぱ横浜発祥は無さそうな気がします。

実は 横浜ではもうすでに“横浜発祥と言われるナポリタン”
と言う見出しでデパートの宣伝が打たれています。
イベントもあるしね・・・
売れれば良いのかな?  なんか気が重いのだが・・・
やり出したからには、もう少し頑張ろうかとねぇ

> 煉瓦亭一度行ってみたいなぁ~♪

凄い並んでいました~
古い所を経験するのは面白いですね。
美味しさの追求とは又違う楽しさがありました。(笑

そうそう! ピュレに甘味は酸味を消す程度ですよ。
今の市販ナポリソースにも少し入ってたりするんですよ。
2010-05-14 22:09 : いその爺 URL : 編集
Re: No title
>ニーゲム大戸木さん

アルデンテとは感じませんでしたが、ぴっちりと炒めても無し。
そんな感じです。

スパ自体の小麦配合の問題もありますしね・・・・
前に書きましたが饂飩と同じ?みたいなスパもあるんですよ。

ケチャップ? コレ大きな問題です。
ケチャッツプってどの様に定義します?(笑

少し考えております。
2010-05-14 22:15 : いその爺 URL : 編集
Re: 亜米利加式料理法
>かんべえさん

『亜米利加式料理法(復刻版)』 まったくのノーマークであります!!
本の名前が分かると検索が容易になってきますので、大変有難い情報です!
サンキューです!

国会図書館のデジタルライブラリーより新しい料理本って見ることが難しいのですよ。
古本屋では立ち読みできないしねぇ
図書館でも今のところコレというモノが見つからないんですよ・・・

安価な婦人誌に走っているのが現状なんです。(笑

2010-05-14 22:31 : いその爺 URL : 編集
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プロフィール

いその爺

Author:いその爺
横浜在住
五十路で早くも爺さんになちゃった。
“食”“写真”“郷土”が好きです。

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